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2017年09月23日 17:00
大里虫追い踊り
爽やかな秋晴れの午後、大里虫追い踊り(市指定無形民俗文化財)の方々が
潮風園を訪れてくださいました。
ご存知の方も多いかと思いますが、「大里虫追い踊り」は、毎年秋分の日に
大里地区の十数か所の奉納場所で踊られます。
源平時代から「実盛送り」として日本各地で踊りつがれてきましたが、
大里の虫追い踊りがいつから始まったかは定かではないとのこと。
戦後長らく途絶えていましたが、大里の有志の方々によって昭和38年に復活し、
以来、実りの秋を迎える秋分の日に踊りつがれ、今日に至っているそうです。
踊り手は太鼓と鉦に分かれています。
太鼓は白いズボンに白い鉢巻を締め、太鼓を胸に抱え、長い矢旗を背負っていました。
鉦は浴衣に袴を身にまとい、頭に花笠をかぶっていました。
太鼓と鉦の音は潮風園の園庭だけでなく、別府地区一帯にも心地よく響き渡り、
色鮮やかな矢旗が秋風になびいている様子は、遠目にも眺めることができました。
大里虫追い踊りの方々、どうも有難うございました。