ユニットケアとは?
ユニットケアとは
ユニットケアの理念は「暮らしの継続」です。
施設においてもご自宅での生活を継続できるよう、ご自宅に近い居住環境で、
ご利用者様お一人ひとりの個性や生活のリズムに沿ったケアを行い、
できるだけその人らしい生活が継続できるように支援するものです。
潮風園は、平成19年の全面改装により、それまでの従来型(多床室)から
全室個室のユニット型へと生まれ変わりました。
従来型(多床室)の時代は集団処遇を行っており、個々人に合わせたきめ細かいケアを提供するには
難しい面がありました。しかし、ご利用者様が少人数のグループ(=ユニット=「家」)となって
生活するユニット型に移行してからは、家庭的な雰囲気の中で個人が尊重され、
お一人おひとりの状態(ニーズ)にあったサポートが可能となりました。
さらに潮風園では、特別養護老人ホームは終の棲家であるとの考えに基づき、
慣れ親しんだ居室で人生の終末を迎えたいと希望される方のお気持ちに沿った
ケアの提供に努めています。そのため看護師も24時間常駐しています。
私たち職員は、「あなたの大切な家族は、私たちにも大切な家族」という気持ちで
応対させていただいています。
ユニット玄関
ご利用者様や、面会に来られたご家族様をあたたかく
迎えるユニット玄関です。
居室
お一人おひとりが思い思いに過ごせる居室(個室)です。
ベッドと洗面台、収納棚は備え付けられていますが、
それ以外のもの、たとえば使い慣れた家具や電化製品、思い出深い品々などは
ご自由にお持ち込みいただいています。
居室のレイアウトもご自由に変更できます。
また、ご家族様が一緒に泊まることもできます。
リビング・和室
ユニットで生活する10人の共同生活場(リビング)です。
ソファやテーブル、テレビなどに加え、季節の花々や観葉植物など、
ゆっくりとくつろげる空間となっています。
食堂
(画像準備中)
キッチンや食器棚、冷蔵庫、電子レンジなどの暮らしの必需品を揃えています。
おかずや汁物、デザートは、ご利用者様の状態やお好みに合わせて潮風園の厨房で作っていますが、
ご飯とおかゆは各ユニットのキッチンで介護士が炊いています。
浴室
各ユニットに一つずつあります。
リフト設備もありますので、身体状況に合わせた入浴が可能です。
ごゆっくりと入浴をお楽しみいただけます。
特殊浴槽
各階に一つずつあります。
セミパブリックスペース
ユニットを越えた社会関係を築けるようスペースを2階と3階に
ご用意しました。ご利用者同士で集まって趣味活動や心地よく
身体を動かせることができるスペースとして活用して
いただいています。
パブリックスペース
1階正面玄関を入ってすぐのスペースです。
セミパブリックスペースよりも広い空間で、入居者と地域の住民の皆さま等との交流会等に活用しています。
また、どなたでもご利用できる喫茶コーナーも用意しています。