日々の出来事
9月はアルツハイマー月間です。
１９９４年、「国際アルツハイマー病協会」は世界保健機関（WHO）と共同で
毎年９月２１日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、
この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
また、９月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みが
世界各国で行われています。
認知症に限らず、障がいや病気がある方、それを支える家族の方に対する理解を深め、
認知症や障がいがあっても安心して暮らせる街づくりを
私たち潮風園も目指していきます。
今月のみの期間限定ではありますが、
本の貸し出しコーナーを「認知症コーナー」に模様替えし、
関連する書籍や資料、リーフレットなどを並べ、
職員が自由に手に取って閲覧できるようにしました。
また、今年は認知症サポーター養成講座を開きました。
「認知症サポーター」とは、地域で暮らす認知症の人やその家族を応援する人のことです。
今年は6名の潮風園職員が受講しました。
講師を務めたのは当園のケアマネです。
講師のことを「キャラバン・メイト」と呼びます。
キャラバン・メイトになるには、所定の研修を受ける必要があります。
認知症サポーター養成講座を受講すると、
下の画像の右上にある証明書がもらえます。
そして認知症サポーターと言えば！！
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
認知症サポーターのマスコットのオレンジ色のロバ。
オレンジ色のフェルトをくりぬいて作った
ハンドメイドのチャームです。
型紙でロバをかたどり・・・・
カットして・・・・
貼り付けたり目を描いたりするのは
ご利用者さまに手伝っていただきました。
認知症は、誰にも起こりうる脳の病気です。
私たちが認知症についての正しい知識を持ち、
認知症の人や家族を支える手立てを知っていれば
「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることができます。
それは潮風園での暮らしであっても同じことです。
ご利用者さま一人ひとりが安心して暮らせる「住まい」を
職員が一丸となって作っていくことを目指しています。
＜今日のおまけ画像＞
ロバのかたどりをしているマエストロ。