日々の出来事
オレンジ色のロバ
「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が去る6月14日に成立しました。
社会活動に参加する機会の確保など、さまざまな認知症の施策に取り組み
認知症の方が暮らしやすくすることを狙いとしています。
この法律で「世界アルツハイマーデー」の9月21日を「認知症の日」とし、
また、9月1日から9月30日を「認知症月間」と定めました。
公布から1年以内に施行されます。
この「認知症月間」(もしくはWHO「アルツハイマー月間」)では
潮風園では認知症に関連する企画コーナーを設け、普及活動に努めています。
過去の例はこちらをご覧ください。 →☆(22年)、★(21年)、♪(20年)
そして「認知症月間」と言えば、こちら。
認知症サポーターのマスコットキャラクターの「ろば」です。
今年の認知症月間にあわせて、ご入居者とマスコット作りをしました。
(ご本人及びご家族よりご了解いただいたご入居者につきましては
画像は修正せずにお届けします)
① ロバの型をハサミで切り取ります。
裁ちばさみではなく、事務用品のはさみでしたのでカットしづらいにも関わらず、
皆さん 頑張って切り取ってくださいました。
② 切り取ったロバ2枚を、手芸用のボンドで貼り付けます。
細長い耳2本に足4本。揃える箇所がたくさんありますが、
多少ずれてもご愛敬、ということで。
③ ロバに目を描き入れます。
手先を使う作業が得意な方々ばかりだったこともあり、
製作はサクサクと進んでいきました。
首元にストラップがわりの毛糸のひもを結んで出来上がりです。
完成した作品とともに記念写真を撮りました。
全員でもパチリ!
介護実習に来られている学生さん2人にもお手伝いいただきました。
目の大きさや形、鼻の位置など、1つとして同じものはありません。
このロバたちは綺麗にラッピングされて
今年の9月に再び皆さまのお目にかかります。
製作にご協力いただいたご入居者の方々、有難うございました。
<本日のおまけ画像>
2枚張り合わせるには ロバの向きを右と左で型紙をとるべきだったと気づいたけど
後の祭りで同じ向きのままで続行する職員。